「フェムテック」とはFemale(女性)とTechnology(技術)を掛け合わせた造語で、女性が抱える様々な悩みをテクノロジーによって解決に導く商品やサービスを指します。いつの時代も、私たち宝島社は”女性が自由に生きられる世の中”を目指し、その想いをフェムテックプロジェクトに乗せて、発信しています。
今回は、宝島社の男女ファッション誌13誌が合同で啓発しているフェムテックプロジェクトの2022年下半期の活動内容をご報告いたします。
「もっと話そう! Hello Femtech」の新しい啓発広告ビジュアルが誕生

宝島社はフェムテックプロジェクトの取り組みの一環として啓発広告を発表しています。この度、新しく生まれ変わった啓発広告は、弊社のDNAでもある『CUTiE』創刊号の表紙を採用したビジュアル。
宝島社初の女性ファッション誌として1989年に誕生した『CUTiE』が掲げたキャッチコピーは、「FOR INDEPENDENT GIRLS」。“女の子をエンパワーする”、この精神は宝島社全ての雑誌のDNAとして現在まで脈々と受け継がれています。
「Hello Femtech」プロジェクトに込められた想いも根っこは同じ。全ての世代の女性が“INDEPENDENT GIRLS”であり続けるために、心地よい毎日と未来、自由で生きやすい世界を目指して、様々な課題の解決に向けて活動していくことを表明したキービジュアルになりました。
「もっと話そう!Hello Femtech」第3回目13誌一斉誌面特集を実施!
2022年10、11月号にて、第3回目の宝島社13誌一斉特集を実施しました。各誌、様々なテーマ&切り口にて、読者へフェムテックの理解向上に向けた特集を組み、発信しました。

●GLOW11月号 「45才からの『生理マネジメント』で更年期(ヴィーナス期)をハッピーに!」(更年期)
●otonaMUSE11月号 「『生理用品』についてもっと話そう!」(生理)
●mini11月号 「内側からカラダ変えてかない?」(生理・PMS)
●InRed11月号 「おうちで始めるポジティブな性教育」(性教育)
●steady.11月号 「心と体を整える 女性ホルモン」(生理・PMS、産後、更年期)
●大人のおしゃれ手帖11月号 「更年期ビフォー・アフターを考える」(更年期)

●MonoMax11月号 「大人のための数字から学ぶ性教育」(生理・PMS、性教育)
●sweet11月号 「秋の夜長の心にきくフェムテック♡」(セクシャルウェルネス、生理・PMS)
●素敵なあの人12月号 「骨骨(こつこつ)と60代から骨のことを考えましょう 骨粗しょう症対策」(骨粗しょう症)
●リンネル12月号 「〈読むフェムケア〉更年期とPMS」(更年期、生理・PMS)
●&ROSY12月号 「いますぐ始めるべき5つの温活習慣」(生理・PMS、冷え)
●SPRiNG12月号 「アラサーから始める“ホル活”のススメ」(生理・PMS)
●smart12月号 「男性のためのフェムテック基本講座」(全般)
フェムテックに関するオンラインイベント(インスタライブ、ウェビナー配信)

雑誌アカウントで、タレントや医師を招いて読者向けのフェムテックインスタライブを1か月に約1回配信。
2022年後半は、リンネル、InRed、MomoMax、大人のおしゃれ手帖の宝島社4誌において、編集部主導でフェムテックへの理解を深めるためのインスタライブを配信しました。
リンネルでは、2022年7月21日配信で「大人にこそ知ってほしい! 今どきの性教育」をテーマに、モデルの浜島直子さんと産婦人科医の高橋幸子先生にお話をいただきました。
主に幼児期から学齢期の子どもたちを持つ母親世代に向けて、まずは大人たちが知識を得て、そのうえで親子で話すことの大切さをお伝えしました。
InRedとMonoMaxでは2誌合同で、2022年8月31日に「子どもの性教育、どうしたらいい?」をテーマに、モデルでアーティストの伊藤千晃さんと性教育アドバイザーののじまなみさんにご登場いただき、お話を伺いました。
大人のおしゃれ手帖では、2022年10月28日に「更年期のホルモンバランスを整えるアイデア」をテーマに、麻木久仁子さんと平田雅子先生(私のクリニック目白 院長)とのトーク配信をいたしました。
また、フェムテックの取り組みは決して女性に限られたものではありません。弊社では男性理解への活動の一環として、企業向けウェビナーの配信も行いました。2022年10月4日に実施されたオンラインセミナーのテーマは「フェムテックの男性理解・男性の更年期」。イーク表参道副院長・高尾美穂先生をゲストにお迎えし、宝島社男性誌MonoMax、smart編集長の2名とともに、日本のフェムテックにおける男性を取り巻く現状について鼎談を行いました。
2022年後半の協賛企業様とのお取り組み実績
【事例1】クライアント:花王様/商品:職場のロリエ
「仕事中、急に生理になって困った」「買いに行く暇なんてない」そんなたくさんの声をもとに、トイレットペーパーと同じように生理用品も職場に備品としてあれば……との思いでスタートした、花王様の「職場のロリエ」プロジェクト。弊社では、年間を通して花王様の「職場のロリエ」の周知を推進してきました。

●実績:サービス導入とフィードバック
サービスのローンチのタイミングで、弊社でテスト導入を行い、フェムテックプロジェクトのメンバーや社員へのアンケート・オンライン座談会での感想や今後の展開についての意見をフィードバックしました。
●実績:雑誌での取り組み
雑誌(2022年5月号・6月号・12月号のsteady.、sweet、InRed)では、職場のロリエの取り組みをプロジェクトチームが取材し、編集記事として取り上げました。
【事例2】クライアント:ツムラ様/商品:#OneMoreChoice プロジェクト

●実績:インスタライブ
2022年9月および11月に、otonaMUSE、mini、リンネルの3誌のインスタグラムアカウントからインスタライブを実施。ツムラの#OneMoreChoice プロジェクトが発信する「隠れ我慢」について、生理・PMSに焦点を当ててトークしました。
【事例3】クライアント:小林製薬様/商品:命の母

●実績:本誌タイアップ
2022年11月号(10月6日発売)大人のおしゃれ手帖、12月号(10月20日発売)リンネル、12月号(10月28日発売)GLOWの3誌で、小林製薬様の「命の母」のタイアップを実施。各誌、宝島社ハローフェムテック公式webサイトに記事を転載し、ブーストを行いました。
高校授業への参加
2022年11月21日、東京都千代田区にある私立男子校「正則学園高等学校」にて、高校2年生の男子生徒157名に特別授業を実施。SPRiNG編集長の丸山と産婦人科医の竹元葉先生(sowaka women’s health clinic院長)が1コマ45分で「知っておきたい女性の生理」について解説しました。女性の生理周期にまつわる体や心の変化の話だけではなく、避妊や性感染症にまつわるQ&A、生理用品、吸水ショーツ、タンポンなど実物を準備し手に取ってもらう機会などもあり、熱心に耳を傾ける生徒の意欲的な姿が見られました。
「Hello Femtechアワード2022」開催決定!
宝島社13誌合同プロジェクト「もっと話そう!Hello Femtech」と日本経済新聞がコラボレーションし、「Hello Femtechアワード2022」イベントの開催が決定しました。開催日は2022年12月12日。2022年にフェムテックジャンルで活躍した人、注目のプロダクト・サービスを発表します。イベントでは協賛企業によるステージ登壇、ブース出展などを行います。
これからも宝島社ではフェムテックを通して女性の健康、活躍を応援してまいります。また、ともに活動していただける協賛企業様、パートナー様も募集しています。お問い合わせをお待ちしております!
(問)宝島社 tjad@takarajimasha.co.jp